身近の方が亡くなり、自分が葬儀の準備や手続きを進める立場になった際、経験不足で何をすればいいのかよくわからないという状態になってしまいます。また、対応しなければならないことがたくさんあるため混乱してしまう方が多くいらっしゃいますが、期限のあるものなどがあるため、慎重に対応しましょう。
今回は、身内の方が亡くなったときにするべきことをまとめました。
目次
医師や警察から死亡診断書・死体検案書を発行してもらいましょう。
死亡診断書とは、医師が発行する死亡を証明するための書類です。
「故人が病気などで入院していた」
「治療のための通院を続けながら自宅で亡くなった」
上記のような場合には、一般的に死亡診断書が発行されます。
一方、「直前まで元気だったのに突然亡くなった」など死因がはっきりしない場合には、警察による検死を行う必要があります。その場合、「死体検案書」として死亡を証明するための書類が発行されます。
連絡をしましょう。
①近親者への連絡をしましょう
まずは、近親者に連絡しましょう。特に、離れた土地に住んでいる親戚や家族、病気治療中だったことを知らない方には、できるだけ早く亡くなった旨を伝えするとよいでしょう。
②お寺の住職様に連絡しましょう
菩提寺がいらっしゃる方は、亡くなった旨を電話で住職様に伝えましょう。真夜中に亡くなった場合は、翌朝に掛けて問題ありません。
その後、お菓子折りなどもって、改めて挨拶に伺いましょう。お寺へは家族や世話人と連れ立っていくことをおすすめいたします。伺った際に、生前の御礼と葬儀の依頼をします。また、生年月日、死亡年月日がわかるような記録を持参しましょう。
③信頼できる葬儀社を選び、葬儀の依頼を行いましょう。
◇地域密着型かどうか
地域密着型かどうかという点は葬儀社を選ぶにおいて大切なことであります。ウェブサイト上では、葬儀紹介会社のホームページが地域密着型の葬儀社よりも、上位表示されることは多々あります。
紹介業としての葬儀社に依頼することで価格を決めて依頼することができます。しかし、どの葬儀会社に紹介されるかは、わからないため、希望する式場を選べない場合があります。また、葬儀前後の対応を行ってもらえない場合もあります
そのため、飯田市で長年葬儀を執り行っており、葬儀前後の対応ができる葬儀社に頼む方が安心です。
◇葬儀社ごとのプランの確認
葬儀社毎のプランを必ず比較しましょう。故人様が亡くなってからでは、葬儀社のプランを比較する時間はありません。事前にプランの中味や価格の比較をしておくことが大切です。
◇スタッフの対応
葬儀のスタッフの対応が良いかどうかも必ずチェックすべき点です。
- ・対応が親切で丁寧かどうか
- ・希望に合わせた提案をしてくれるかどうか
- ・料金や葬儀の流れなどの説明がわかりやすいかどうか
以上の点に気を付け葬儀社選びを行いましょう。
④組長さんに連絡
飯田市では、組合も手伝う慣例がある場合が多くあります。そのため、組長さんにも連絡することをお勧めします
⑤職場への連絡をしましょう
身内の不幸の知らせを受けたら、まず直属の上司にその旨を伝えましょう。部下の忌引き休暇を管理するのは直属の上司の仕事になります。上司は、社員が休んでいる間の仕事の引継ぎや、取引先への対応なども行うため、優先的に連絡する必要があります。
会社によっては、人事部などが管理していることがあります。人事部へ連絡をするよう上司から指示を受けた場合や、社内規定で人事部への連絡が決まっている場合は、人事担当にも連絡を入れましょう。
葬儀前の報告が不要でも、自身が喪主や遺族だった場合、葬儀後は社内規定に則り、人事部に連絡して必要な手続きについて相談することをおすすめいたします。
死亡届と埋火葬許可申請をしましょう
「死亡届」は、死亡の事実を知った日から7日以内に市町村役場に提出することが義務付けられています。
死亡届は死亡診断書・死体検案書と同じ用紙になっています。必要事項を記入して提出してください。提出できるのは、亡くなった場所、故人の本籍地、届出人の居住地のいずれかの役所です。原則として提出は24時間可能です。
提出した死亡届に必要事項が記載されて「火葬許可証」として返却されます。火葬許可証は、遺体を火葬する際に必要となる書類なので大切に取っておきましょう
なお、届出は代理人でも問題ありません。葬儀社によっては、スタッフとの打ち合わせ時に死亡届を渡すことによって、代行してくれます。
アイホールいとうでは、全プランで葬儀に必要な手続きを行います!
まとめ
大切な方が亡くなったときは、行うべき連絡や手続きなどであわただしくなります。少しでも負担を軽減するには、あらゆる面でサポートをしてくれる葬儀社選びが重要です。私たちアイホールいとうは、お別れをする方にそっと寄り添い、不安や負担をなくすよう心を込めてお手伝いいたします。