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解体をする前に確認しておくことは?
借地の場合:借地の上に自宅が建っている場合は、地主さんの承諾が必要です
地主さんから土地を借りる権利のことを「借地権」といいます。この借地権付きの物件を
売却や改築、建て替えを行う際には地主の承諾が必要となります。地主さんから借りてい
る土地に建てている自宅を取り壊す場合には、事前に確認をしましょう。
建物を解体後、更地になった自分の土地をどう活用するか、事前に考えましょう
①自分で使う
②第三者に貸す
③売却する
この中で③「売却する」を予定している場合、解体をする前か後のどちらかのタイミングで売却した方がいいか事前に検討しましょう。更地にすると固定資産税が増えてしまうので解体後にどのような土地の活用をするか十分に検討したうえで解体しましょう。
一般的に解体にかかる費用ってどれくらいなの?
解体には住宅解体費、付帯工事費、滅失登記費などがかかり、これに加えて、遺品整理・ごみ処理・清掃費も必要となります。
一般的な解体工事で坪当たりの単価は、インターネットでもすぐに確認できますが、解体費用は物件や地域により変わります。立地や建物の構造、築年数により異なりますので、事前にどのくらいの費用が掛かるのか事前見積もりを複数社確認しておくと安心です。
解体に必要な手続き
解体に必要な手続きは以下の通りです
・解体工事届出(建設リサイクル法)
・道路使用許可申請
・ライフラインの停止
・特定粉塵排出等作業の実施の届出
・近隣への挨拶
・残置物(家具・家電)の処分
解体後の手続きは以下の通りです
・建物滅失登記申請(一カ月以内に行いますが、土地家屋調査士への委任が出来ます)
(解体業者が発行する取壊し証明書、解体業者の印鑑証明書、業者の会社謄本または資格照明、建物滅失登記申請書、解体した家の案内図)
※登記をしなかった場合、罰金や固定資産税の支払いを求められる場合もあるためすみやかに行いましょう。
まとめ
相続した住宅の解体に関しては、事前にやるべきことがたくさんあります。このブログでは、大まかな事柄のみ掲載しましたが、解体や土地の活用について、より詳しいことを聞きたいという方は、専門家をご紹介いたしますので、お気軽にご相談ください。ご相談窓口はこちら!