2021年1月24日
今回は「お盆」についてお伝えします。
南信地域では今年は8月13日から15日までの3日間がお盆にあたります。お墓参りをして、ご先祖様に感謝と供養の気持ちを込めて手を合わせましょう。
お盆には、故人や先祖の霊が返ってくると言われています。そのため、迎え盆にはその霊魂をお迎えし、送り盆でお送りするのが一般的です。なお宗派によっては迎え火や送り火は必要ないとされていることもあり、その場合は盆提灯を灯すと良いでしょう。
迎え盆では、迎え火を目印にして精霊馬に乗ってご先祖様が帰ってくると考えられています。そのため茄子ときゅうりで精霊馬を作るというのもお盆の準備の一つとなります。
また故人の四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆を新盆と言います。新盆では、盆棚に初物の野菜や果物、更には故人の生前の好物や花をお供えします。
また新盆は故人の親しかった方々をお招きして法要を行うのも習わしです。ただ今年は大勢の方をお招きしての振る舞い等がしにくい状況ですので、お招きできない場合は贈り物をされることで代わりとされてはいかがでしょうか。
お盆の作法は宗派によって異なるため、詳しくお知りになりたい場合は菩提寺にお問い合わせしてみることをお勧めします。
今回は「お盆」についてまとめてみました。